NPO法人文化創造アルカの講演会のテーマの第一弾は、当法人の事務所が奈良きたまちの一角にあることから、「シリーズ奈良きたまち学」とすることにした。
奈良きたまちは平城京の外京の一部であり、また当法人の住所には、かつて棚田嘉十郎(明治の平城宮跡保存運動に奔走した中心人物のひとり)が住んでいたと伝えられていることから、「シリーズ奈良きたまち学」の小テーマ(第1、2回)を「平城宮跡保存運動のはじまり」とすることとした。

第1回 平城宮跡保存運動のはじまり 溝辺文昭さんに聞く「嘉十郎と文四郎」
2012年12月16日(土) 午後1時15分開演
 場 所 空海寺本堂
 講 師 溝辺文昭氏
 聞き手 倉橋みどり(文化創造アルカ理事長)
第2回 平城宮跡保存運動の歴史
2013年1月20日(日)午後1時15分開演
 場 所 空海寺本堂
 講 師 吉川 聡氏(奈良文化財研究所 歴史研究室長)
第3回 奈良きたまちタイムスリップ
2013年2月24日(日) 午後1時30分開演
 場 所 念聲寺本堂
 講 師 千田 稔氏(奈良県立図書情報館館長)
第4回 発掘! 奈良きたまちの考古学
2013年3月17日(日) 午後1時30分開演
 場 所 国際奈良学セミナーハウス 旧世尊院
 講 師 中島和彦氏(奈良市埋蔵文化財調査センター)
第5回 近世の奈良きたまち
2013年4月22日(月) 午後6時開演
 場 所 念聲寺本堂
 講 師 大宮守友氏(奈良県立図書情報館)

シンポジウム 奈良きたまち学

2013年6月1日(土) 午後2時開演
 場 所 奈良県新公会堂
奈良時代から現在までの長い時間を重ね、さまざまな歴史の足跡とともに人々が暮らすまち、奈良きたまち。「奈良きたまち学」とは、どこからどこまでが奈良きたまちなのか、また、このまちの魅力をどう整理し、発信していくべきなのか、歴史的、地理的に考えていくこと。奈良きたまちを活動拠点とする文化創造アルカにとって、「奈良きたまち学」はメインテーマのひとつです。

【オープニング】 箜篌演奏
 演 奏 摩寿意英子氏
 解 説 内藤 栄氏(奈良国立博物館学芸部長補佐)

【シンポジウム】
 千田 稔氏(奈良県立図書情報館館長)
 絹谷幸二氏(洋画家)
 狭川真一氏(元興寺文化財研究所研究部長)