文化創造アルカとは

 文化創造アルカは、2012年11月、NPO法人として認可されました。

 「奈良時代のことよりも、明治時代のことを調べる方が大変」。奈良を拠点に編集・ライターの仕事をしてきた中で、このことを痛感してきました。
 奈良には、古代から伝わる有形文化財はもちろんのこと、町並みや地名、祭事、食文化など、奈良を形作ってきた歴史的遺産が今なお豊富に残っています。しかし、近代・現代や、ごく身近にあるものについては、ありがたみを感じる人が少ないためか、きちんと資料を収集し、記録し、伝え、守っていく体制が整っているとはいえません。
 そこで、文化創造アルカでは、特にこれまで軽視されがちだった近代・現代を中心に、奈良の歴史や文化などの魅力を掘り下げ、ひいては、日本文化全体の理解を深め、ともに考え、さらには記録として未来へ伝えていくために、勉強会・講演会などの催しと出版活動などを行っていきたいと存じます。奈良を、日本をこよなく愛するものとして、奈良を中心として日本文化の継承と地域の活性化、地域の魅力の再発見に尽力したいと思います。

NPO法人文化創造アルカ理事長 倉橋みどり

名称について

理想郷を意味する「アルカディア」の最初の三文字であり、書庫から転じて記録・保管を意味する「アーカイヴ(archive)」の意味も重ねて命名しました。

活動について

奈良きたまち地区を中心に地域団体や公共機関と連携しつつ、講座やイベントを行なっております。
詳細につきましては「アーカイブ」をご覧ください。

【主な活動】
・きたまち平成風土記プロジェクト
・美術館連携企画(2016年〜)
・きたまちコンセント(旧奈良きたまちweek実行委員会)に参加
・「よもやーろ」プロジェクト
・アルカの図書室(定期的に蔵書を公開)
・「奈良時代の女性たち」
・奈良市より、入江泰吉旧居のコーディネーターを委託

講演のご依頼について

理事長倉橋みどりによる講演のご依頼を承っております。2時間5万円程度より、交通費は別途頂戴いたします。詳細につきましてはお問い合わせください。

【講演テーマの例】
 奈良祈りの回廊
 奈良きたまちの魅力
 旧暦と二十四節気七十二候
 奈良の俳句
 季語と初心者向け俳句講座
 入江泰吉と旧居
 その他